2006年01月16日

釣行記掲載にあたって

次回、過去の話ではありますが、初の自然河川の釣行記を掲載予定です。
今後シーズンが始まれば釣行記は増えるでしょうし、過去の思い出深い釣行は「釣行記(過去)」のカテゴリで随時アップするつもりです。
そういった中で記事内容に付いて幾つかのルールを独自に決めて情報発信したいと考えています。

 1.河川名や湖の名前は原則公開します。
 2.ポイントの詳しい場所は非公開です。
 3.釣れた魚種、サイズ、メソッド等は公開します。

以上の3点を基本とします。
理由としては、

 1.北海道の川や湖の素晴らしさを知ってもらいたい。
   またそうする事で少しでもフィールドを大事にすべきだという事を認識してもらいたい
   (魚とか環境とか)
 2.北海道遠征をしたい人にせめてどの川や湖に行けばいいのか位は情報発信してもい
   いのではないか?
 3.矛盾するようだが、無闇に詳細なポイントを公開するのは過度の場荒れの可能性を
   否定できないので避けたい。


以上です。
何故こんな事をいちいちお断りするのか?
それには初めて北海道で釣りをした時の印象が強く残っているからです。
約4年程前に北海道に移住した事は以前お話しました。
当時の勤務先は、斜里町という昨年世界遺産登録で話題になった知床半島の根元に位置する本当に小さな田舎町です。
そこには網走管内でも結構有名な『斜里川』という川が流れています。
流程はそんなに長くありませんが、水質は良く、上流部は昨年の環境調査の一つで日本一になったとの事です。
そんな川ですから生息する魚も美しく、主にアメマス・ヤマメ・オショロコマ(日本では北海道にしか天然は生息していない)が釣れます。
勤務先や自宅から近かった事もあり、多い時は出勤前と勤務後、休日も含めると月間で25日近く釣行していた事もあります。
当初の私はまだ北海道のルールを良く知らなかった為、4月〜6月頃にバカ釣れするサクラマスをC&Rで楽しんでいました。(勿論、アメマスやオショロコマも)
本当に良く釣れるんです。アベレージで40cm前後のが3時間で5〜6本位。
最大は65cmを釣った事もあります。
但し、知らなかったとは言えこれは明らかに規則違反でした。偶然釣れたのならいざ知らず、少なくとも当時の私は釣るつもりで竿を振っていましたから。
この川でも自然産卵によるヤマメはいるものの、その多くはやはり漁業関係者による放流魚がほとんどです。
設置される捕獲網を乗り越えて上流に向かうサクラマスは貴重な子孫を残してくれる存在です。また、捕獲されるサクラマスは漁業を営む皆さんの貴重な収入源です。

にも関わらず、地元の、特に割と高齢者の方はその辺のマナーが明らかに悪かった。
釣ってはいけないサクラマスを釣り、あろうことかその場で頭を叩き、殺して持ち帰る。
最悪の場合は中の卵だけ抜いて、魚体はその辺に投げ捨てる。
当然、使ったルアーや仕掛けのパッケージ、空き缶等のゴミは平気でその辺に放置して行きます。


最 悪 で す



確かに少々持ち帰っても放流が続けられる限り、極端に魚が減る事はないかも知れません。
しかし違法行為を堂々と行い、あろう事か、

 「昨日は何本上げた」
 「うまかった」
 「欲しいのは中身(卵)だから後は川に放り込めばいい肥料だよ」

こんなセリフを自慢気に話す人に何度会った事か。
その度に、
 
 「でもそれって違反じゃないんですか?」
 「やっていいんですか?」

と反論する訳ですが、返って来るのは、

 「バレたらマズイやな」
 「昔からこれが当たり前」
 「みんな普通にやってるよ」

一番頭に来たのは、

 (ジロッと私のタックルを見て)
 「フライ(ルアー)か。C&Rって奴か?カッコだけやな」

どうですか?全ての人がこうではありません。全てのフィールドがこうでもありません。
マナーのいい、気持ちのいい釣り人が多いのも確かです。
しかし、これもまた北海道の現実です。

恐らくそういった人達にしてみれば、昔に比べて何かと窮屈になったというのが言い分ではないかと思います。その気持ちは分からないでもない。
加えるならば、私はC&R絶対主義ではありません。年に数回はヤマメをキープしておいしく頂いています。そうする事で逆に魚やそれを育む自然に対する感謝が生まれ、大事にしていこうという意識が生まれると思っています。
しかし、違法となる行いを堂々とやった上に自慢話にしてしまう。
これは釣り方や釣りに対する信念以前の問題だと思いませんか?
勿論、時代の流れに乗っかっているだけで無闇にC&Rを唱えるのも問題だと思いますが。

前にも話しましたが、なまじ無料なだけに「ここが釣れるよ」という情報をこんな公の場で発信すれば、そこに人が殺到する可能性は否定できません。
しかし、北海道の現実を知ってもらい、また自覚してもらい、「もっと考えなければ」と思う意識改革が必要だと思います。
このまま行けば北海道は『トラウトアングラーの聖地』ではなくなります。
実際「昔より釣れなくなった」という声を良く耳にします。
お金を掛けて放流しろ、と言うつもりはありません。でもゴミを捨てないだけでも立派な「保護活動」です。

だから、河川や湖の名前は公開します。

まだ釣れるフィールド、まだ(守るのが)間に合うフィールドがあるんだという事を分かってもらう為に。

だから詳細なポイントは公開しません。

無意味な場荒れを防ぐ為に。



この考え方に賛否両論はあるかと思いますが、どうか御理解願います。







posted by ヒデ at 22:57| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣行記掲載にあたって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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